小満とは万物がしだいに満ちるという意味。俳句では夏の季語

小満とは万物がしだいに満ちるという意味。俳句では夏の季語

小満(しょうまん)とは、二十四節気のひとつで、新暦では5月21日ごろにあたります。万物がしだいに満ち始めるという意味。山野の草木が実を結び、養蚕場では蚕(かいこ)が元気に桑の葉を食べ始め、田んぼでは田植えの準備が始まります。

小満は俳句では夏の季語。小満を季語に詠んだ俳句には、「潮引いて小満の砂あらはれぬ」(黒川了)「小満やあやめにまじる薄荷草」(那須弥生)などがあります。※薄荷草(はっかぐさ)はハッカの別名です。



日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―

七十二候では、5月21日から6月5日ごろまでが小満の時期にあたります。5月21日から5月25日ごろが小満初候で「蚕起食桑」(かいこおきてくわをはむ)、5月26日から5月30日ごろが小満次候で「紅花栄」(べにはなさかう)、5月31日から6月5日ごろが小満末候で「麦秋至」(ばくしゅういたる)

蚕起食桑紅花栄麦秋至