あけび。漢字だと通草。俳句では秋の季語になります。

あけぴ

あけび――漢字で書くと「通草」。アケビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。春・四月ごろに淡紫色の花を咲かせ、秋に紫色の楕円形の実がなります。上の写真がアケビの実です。俳句ではアケビといえば通草の実のことをいい秋の季語になります。ちなみに通草の花(あけびのはな)は春の季語です。



通草(あけび)を季語に詠んだ俳句には、●林ゆく雨や通草がぬれしのみ(はやしゆく あめやあけびが ぬれしのみ)水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)●つゆじもに冷えてはぬるむ通草かな(つゆじもに ひえてはぬるむ あけびかな)秋元不死男(あきもとふじお)●鳥飛んでそこに通草のありにけり(とりとんで そこにあけびの ありにけり)高浜虚子(たかはまきょし)――などがあります。