榠樝の実。俳句では秋の季語。榠樝の読み方は「かりん」

榠樝の実

榠樝――読み方は「かりん」。「花梨」という表記ほうが一般的です。別名「唐梨」(からなし)。バラ科。10月から11月ごろにかけて、西洋梨のような大型の黄色い実をつけます。熟すとよい香りがしますが、果肉はひじょうに固いうえ、渋いので、生では食べられません。砂糖漬けにしたり、酒に漬け込んでカリン酒などにします。上の画像は榠樝の実。



「榠樝」(花梨)「榠樝の実」は俳句では秋の季語。榠樝を季語に詠んだ俳句には、●風にゆれ汝おろかなる青榠樝(かぜにゆれ なれおろかなる あおかりん)山口青邨(やまぐちせいそん)●小流れを榠樝二つがせきとめる(こながれを かりんふたつが せきとめる)立松けい(たてまつけい)●秋風の榠樝二三顆寝て見ゆる(あきかぜの かりんにさんか ねてみるゆる)臼田亞浪(うすだあろう)――などがあります。