ザクロを漢字で書くと柘榴または石榴。俳句では秋の季語になります。

柘榴

ザクロ――漢字で書くと「柘榴」または「石榴」。読み方は難しいですねぇ……。ザクロは梅雨のころに赤い花を咲かせ、秋に紅色の実をつけます。俳句では「柘榴」といえばザクロの実を指し、秋の季語になります。ザクロの実を「実柘榴」「実石榴」(みざくろ)とする季語もあります。ちなみに「柘榴の花」「石榴の花」は夏の季語になります。

柘榴または石榴を季語に詠んだ俳句には、●身辺に割けざる石榴置きて愛づ(しんぺんに さけざるざくろ おきてめず)山口誓子(やまぐちせいし)●熟れそめて細枝の嫋ふ柘榴かな(うれそめて ほそえのしなう ざくろかな)西島麦南(にしじまばくなん)●実ざくろや妻とは別の昔あり(みざくろや つまとはべつの むかしあり)池内友次郞(いけうちともじろう)――などがあります。