無名人名語録(永六輔)名言5選|職人の仕事なんてものは…

『無名人名語録』(永六輔)講談社文庫

永六輔さん死去。手元に残っていた永六輔さんの著書『 無名人名語録 』講談社文庫(1990年初版)を26年ぶりに再読。『無名人名語録』には永六輔さんが全国を旅して耳に入ってきた言葉がまとめられている。再読して心にとまった言葉を五つ抜き出してみた。

「職人の仕事なんてものは、進歩がないものなんだよ。職人が進歩なんかしちゃいけねェの。道具でもなんでも、むかしっからのものを使っているのが、一番いい仕事ができるんだからねェ」
「長寿って言うけどさ、寝たきり老人は長寿って言えねェと思うよ。あれは単に、長命なんだよな。長命と長寿じゃちがうんだ。健康でなきゃ長寿じゃない、そうだろ」
「私ァ、名もない職人です。売るために品を拵(こしら)えたことはありません。ええ、拵えたものがありがたいことに売れるでさァ」
「プレッシャーなんて言葉はむかし使わなかったけど……重荷だなんて言ってたかねェ」
「相変わらずだけどさ、国会答弁を聞いていたらね、『ひょっとすると凍結することがあり得るかもしれないと示唆するつもりもある』なんなの、こういう日本語が通用しちゃうってところは!」

~永六輔『 無名人名語録 』(講談社文庫)より~


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