北越谷桜堤の水平桜|幹を切断されても見事な花を咲かせます(画像)

北越谷桜堤の水平桜

埼玉県越谷市の桜の名所・北越谷桜堤(きたこしがやさくらづつみ)。北越谷の元荒川(もとあらかわ)沿いの土手に約350本のソメイヨシノが2キロにわたって植えられている桜並木で、毎年、開花時期には、北越谷桜まつりも開催され、多くの花見客でにぎわいます。


北越谷の水平桜

そんな北越谷桜堤には、ボクの大好きな桜(ソメイヨシノ)の木があります。名づけて「北越谷の水平桜」(すいへいざくら)。水平桜というのはボクが勝手にそう呼んでいるだけなので、静岡県の狩宿の下馬桜(かりやどのげばざくら)や岐阜県の根尾谷の淡墨桜(ねおだにのうすずみざくら)などのように、世間的に認知されている名称ではありません。

これを機に北越谷の水平桜も日本さくら名所100選に選定されないかな(笑)


北越谷桜堤の一本桜

北越谷桜堤の水平桜があるのは、北越谷元荒川「 神明橋 」(しんめいばし)から上流側に歩くこと約140メートル。幹の部分を切断され、水平に伸びた一本の太い枝だけが残り、太い枝から7本ほどの枝が伸びて、満開の時期には、見事な花を咲かせます。北越谷桜堤の一本桜といったところでしょうか。


北越谷桜堤にあるおすすめの桜の木

この桜の木(水平桜)は、花見客の目を引くので、満開時には写真に撮る人も多く、赤ちゃんを抱っこして、水平桜の前で記念写真を撮る家族も見受けられます。切断された幹の部分にお子さんを座らせてスマホで写真を撮っていたママもいました。


幹の部分を切断された桜

幹の部分を切断され、水平に伸びた一本の枝だけを残し、開花時期には見事な花を咲かせる北越谷桜堤の水平桜。

ほかの桜は、空に向かって垂直に太く大きく樹齢を重ねていくのに対し、この水平桜は垂直に成長することのできない自分の状況を受け入れ、横に伸びるという道を選択し、自らの命を育んでいる。またそのことで、他の桜よりもより存在感のある美しい容姿となって、訪れる花見客の目を楽しませてくれています。

人生の生き方を無言で教えてくれている、そんな気にもさせられます。

北越谷桜堤の水平桜 開花から散り始めまでの風景(2015年3月28日~4月10日)




















【撮影日】2015年3月28日(土)~4月10日(金)